「弱み」

ぼくは歩いていて
電線はたゆんでるからいいなーと思った
あれがいつまでもまっすぐだったら
疲れちゃうなって思った

それまで
こころって
たゆんでちゃいけないと思ってた

それまで
かんけいって
たゆんでちゃいけないと思ってた

数本の電線が美しくたゆむ
昨日までの自分の予想、全部外れ

たとえば重力みたいに
逆らえないけど仕方ないものを
仕方ないと思うことができていなくて

ぼくにつきまとうたくさんの重力を
はねかえす強い力が必要だと思ってた

もういいかな
たぶん

ぼくは歩いていて
電線はたゆんでるからいいなーと思った
こころがいつまでもあんなふうだったら
好きになっちゃうなって思った



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by yasuharakenta | 2014-04-12 22:03 | 詩、歌詞