「風模様」
ハンガーに掛かる
僕と君の洗濯物の袖が絡まって
喧嘩をしているような
キスをしているような
とにかくおもしろくて
次に強い風が吹くまでに
君が起きたらいいなと思った
君が眠りに落ちる
そのスピードも僕は愛していて
眠る前のように
眠った後のように
なだらかに移り変わる
君が幸せそうにしてくれるなら
僕は幸せだなって思った
少しうとうとした僕を
先に起きた君はからかった
愛してるような
愛されてるような
とにかくすばらしくて
さっきの洗濯物の話が
どこかに行ってしまうほどに
by yasuharakenta
| 2014-04-26 17:34
| 詩、歌詞