「じわり」

突然のとつぜんはない
境界のない境界を
天気のせいとか 季節のせいにして
じわじわと新しい私になる

涙を流した言葉ほど残らない
本屋で立ち読みをしたタイトルもしらない本の
不可解な一節が 心の回転を変えて
じわじわと新しい私になる

新しい私が
正しいかどうか
それもじわじわ分かるよ
さらに新しい私なら

兆候と予感と気配の春
聞こえない音を聞く
コンビニで会った 店員さんの笑顔のせいにして
じわじわと新しい私になる




[PR]
by yasuharakenta | 2014-11-18 23:42 | 詩、歌詞