「架空の仕事について」

アルファベットの形になって
大きな看板の一部になる仕事について考えていたの
そんな仕事ないんだけど
それで一日が終わる生活のこと

とても大きな看板だから
I以外は大体誰かと協力して行うの
組体操みたいな感じ
Nの真ん中の人なんて大変だわ

最初に集められたときに
力のあるもの、なんて呼ばれたりして
力のあるだけで大変な役をするの
でもみんな扱いは同じ

文字に見えるように
一色の服を着て
数時間ずっと
その姿勢でいるの

夜が来ると
電飾班と交代するの
暗くなったらこっそりと前に出てきて
光が付いたら交代

そして朝焼けが出る前に
またそこに立つ
電飾班と少しだけ会話を交わすの
夜と昼のあれこれを




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by yasuharakenta | 2014-12-02 23:39 | 詩、歌詞