「夢中」


はき慣れた靴で靴擦れを起こすほど走った
制限時間があることを知ってはしゃいだ
大声が消えていくのを悲しく思う暇もなかった
付いていったり付いてきてもらったりした
お腹がすいていたのを忘れた
その辺にあるからと白けている場合じゃなかった
記憶を全て忘れてもよかった
走りたくて走った
歌いたくて歌った
一人がすぐに複数になった
大きな雨雲が見えて笑った
大きな雨粒が見えて声を出した
終わりがないこの詩(うた)の終わりを決めてなかった
空が飛べないことを知らなかった
変体できないことを知らなかった
僕は僕とあなたでよかった
たぶんそうだった



20150120 0007





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by yasuharakenta | 2015-01-19 00:07 | 詩、歌詞