「4.3」
強い風が咲いたばかりの桜を飛ばす
週末の花見の約束さえ吹き飛ばそうとして
風に企みはないはずだけど
一面の桜吹雪で隠そうとしたものを
イメージしてみたり
どこかに急ぐお母さんが
マンションの谷で吹く風で自転車を降りたとき
僕には考えてたことがある
そういうとちょっとすごい人っぽい?
ただぼーっと見てただけなの
今日を記号化しちゃえば
忘れないこと起こるかなって期待して
そんなこと起こらないで
うらうら帰った
強風で目にゴミが入った
せっかくきれいになった駅に
たくさんの注意書きのポスター
注意書きひとつもなく
もっとシンプルには生きれない?
困ってもいいからさ
僕がゴミと呼んだ瞳の来客
どこかに行きたかったのかもしれない
みんなが目的地に着くことは
やっぱりそんなに難しい?
誰かを妨げて
by yasuharakenta
| 2015-04-03 22:59
| 詩、歌詞