「4.15」


5時。
少しコンビニにゆくだけのつもりが
あまりに気持ちがいいのでずんずん歩く。
長く続いた雨が予報通り止んで
朝日が濡れた道路を光らせている。
空気がすんでいる気がする。
気のせいかもしれないけど。
大きなトラックが横を過ぎてく。
たぶん荷物を何処かに運んで。
トラックよりもうるさい小さな車には
ときどきヘキエキとする。
ああ。
ここから春が始まるんだな。
ここから春が始まるんだな。
この辺の空気をぜんぶ吸い込みたい。
不純物が少ないから出来そうだよ。
でもあそこで散歩をしてるおっさんを窒息させたくないから
ほどよく鼻で深呼吸をした。
コンビニの店員の態度が悪くてもおうけい。
苛々するほうがわるい。
コンビニを出るとまたこの空気。
清々しいってこの日のことだな。
ここから春が始まるんだよ。
置いてくなよ、春。



20150416 1057




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by yasuharakenta | 2015-04-15 10:57 | 詩、歌詞