「6.8」


下東京支店に異動になった後輩がメールで
上東京とは全然違いますよホント戻りたいですと言ってきた

お前上東京でどれだけの働きをしてきたんだよ
上東京でお前がしてもらってきたことを理解できない限り
何も解決できずにそうやってうだうだ言ってんだよ
別に上東京支店っていう箱があるわけじゃない
人が空気を作ってきてんだよ

そう返信しかけてハッとした
箱があるわけじゃないんだ
もし上東京と下東京の人員がごっそり逆だったら
後輩はきっと「下東京」がいいって言っているはず
元から箱があるわけじゃない

中高のときのクラス替え
志望校じゃなかった大学
第三希望のゼミ
今の会社
元から「そういう」箱があるわけじゃない

箱の決定権は人が握ってる
それは誰かでもあるし自分でもある
ごっそり入れ替わればここの名前を羨ましがる
箱が人を支配するんじゃない
人が箱を作る

今までのことがひっくり返ったような気持ちになって
後輩には「そうかー」としか返せなかった


20150609 0950




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by yasuharakenta | 2015-06-08 21:50 | 詩、歌詞