「8.28」


首の後ろの産毛が
ひとつこんなに長くなってた
誰か気付いて言えなかったかな
それとも誰にも

欲しいところに手が届かなくて
欲しくないところに行き届く気がする
物事をキープするのにも力がいるってこと
僕は今でも忘れる

醜い人間を嘲笑う
人間こそが醜いのだとか
そういうのもうどうでもいいんだよ
赤組でも白組でも友達

携帯電話で流す
ちゃちな音質の方がいい時もある
大音量で高音質のスピーカーは
いらないときもある

時々行ってた弁当屋が
向かいのコンビニと共に潰れた
時々しか行かなかったからかなって考えちゃう
明後日くらいに忘れる

遠くの車の音が聞こえる
だけど私の声は聞こえない
やるまえから諦める馬鹿いるかよ
いるよ、馬鹿野郎

すごくおしゃれをしてるひとの
首に長い産毛があったら俺は笑うかな
仲が良けばさりげなく教えられるかもしれない
嫌なやつなら笑うのかよ

いいこと悪いこといいこと
悪いこといいこと悪いこと
人の目で考えるやつはいいやつで
自分で動くのは悪いやつ

突き詰める孤独な建築家と
人付き合い上手の中級建築家
どっちがすごいとか分からない
どっちの人に頼みたくなる

理由もなく僕が
手を差し出したとして
理由も聞かずに目の前の人が
手を差し出してくれる

そういう人に
なりたいのかもしれない




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by yasuharakenta | 2015-08-28 22:07 | 詩、歌詞