「めらめら」
束ねた愛をぽきりと折って
百円ライターで燃やしましょう
続きの気になる物語を
破いて終わらせてしまいましょう
私に忘れ物はないわ
もう何も何一つ要らないわ
めらめらと燃えてく愛の日々が
私の暗がりを照らしてしまう
ごつごつと形を見せる思い出
私だけに見える思い出
永遠に思えた愛の日々の
炎が少しずつ弱まってゆく
私に忘れ物は何一つないわ
束の間の永遠 その時の永遠
20160630 0711
by yasuharakenta
| 2016-04-08 07:11
| 詩、歌詞