「アメリカ人の友達がいない」


私にはアメリカ人の友達がいない
大きなハンバーガーを本当に食べているのかも知らない
過去の過ちも互いの緊張も思い出で塗り潰したいけど
私にはアメリカ人の友達がいない

私には年寄りの友達がいない
それどころか少し前まで可哀想だとすら思っていたんだ
親をも煙たがってとうに話さなくなった
私には年寄りの友達がいない

私には障害者の友達がいない
手話で話されるコミュニティで溺れたこともない
何処で友達を作ったらいいかすら分からないのは社会のせい?
私には障害者の友達がいない

私には日本人の友達もいない
私が見てきたものは表層の皮一枚だったのかもしれない
だけど孤独に甘えては誰かの手を振り払うことになる
私は孤独にもなれずまたそれなりに生きてしまう


20160929 2348




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by yasuharakenta | 2016-06-16 23:48 | 詩、歌詞