「違う靴」


おそろいのスニーカーを履いて
デートをしたのが懐かしい
今では違う靴のふたり
でもそれは愛情が
外に見えなくても大丈夫になったから

こどもの育て方について
あーだこーだ口喧嘩したのも懐かしい
今でも違う言葉のふたり
でもそれは母と父が
別人だから楽しいと思うようにしたから

まったりした日々が続くとときどき
同じスニーカーを履いてはしゃいだり
重たい口喧嘩をしてぐしゃぐしゃになったり
そういうのが羨ましくなることもある
だけどこの平和は簡単じゃなかったから

黄色の小さいかさを真ん中にして
おでかけしたのが懐かしい
何もかもがもう違う
でもそれは君と僕が
魂を削って生きてきたということ


20170303 2313




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by yasuharakenta | 2016-09-16 23:13 | 詩、歌詞