「一万円入ります」


「『一万円入ります』のあと何て言うか分かる?ね?そう『お願いします』なんだよ。だけどお願いしますって変じゃない?『一万円入れます』なら『お願いします』でいいと思うけど『入ります』まあ『入ってきます』ってことだよね。それに対して『お願いします』って何だって感じしない?『手品します』なら『お願いします』だけど『手品師がやってきます』なら『お願いします』じゃないでしょ。どうしたらいいと思う?俺はそもそも『入ります』がおかしいと思ってるんだよね。でもまあ気持ちも分かる。『一万円入れます』だと能動的すぎる気がするし、『一万円です』だと『・・はい』って感じだもんね。たぶん微妙に距離感を出すことで丁寧にしてるとかそういう発想なんだろうな。おかしいけどね。でもまあ、仮に『入ります』はOKだとした場合、『お願いします』じゃなくて何て言うかだよね。『入ります』ってのは明らかに見届人の立場だから、まあ『アテンショーン』だろうね。『一万円入ります』『アテンショーン』だろうね。『注もーく』でもいいけどね。あとはお金が入ってくるんだから『ハロー』かな?『一万円入ります』『ハロー』『九千円出ていきます』『グッバーイ』だろうね。まあこれは冗談だけど。あ、ちょっと待って。さっきの手品師の例だけど、もしあの手品師を『取引先の社長』に変えたら・・ちょっと変わってくるよ。『取引先の社長入ります』『頼んだぞ』。これは『うまくやってくれよ』って感じするね。『頼んだぞ』=『よろしくな』だから『お願いします』もあながち間違いじゃないのかな。うーん。でもあれはぜったいおかしい。『二番目でお待ちのお客さま、こちらのレジどうぞ』ってやつ。一人抜かしてるから!一番目で待ってるお客いるから!あれ俺毎回店員もおかしいと思うけど『はーい』って顔してレジに向かってく一番目の客もおかしいと思ってるからね。『お客さーん!一番目ですよー!』って言いたいよ。え?俺が一番目のとき?それはあれだよね『お願いしまーす』だよね。っていうかさ、オン眉って知ってる?『オン・ザ・眉毛』のことらしいんだけど、要は前髪がパッツンで眉毛にちょうどかかるくらい短めってことなんだよ。何でかっていうと英語の『オン』には接触のイメージがあって、眉毛にちょうど接触してますよってことだからなんだけどさ。この『前髪パッツンで眉毛にちょうどかかるくらい短め』ってのが『前髪パッツンで短め』になって独り歩きし始めててさ、もう眉毛より遥か上にあるパッツン前髪のことも『オン眉』って言ってんのよ。『オン眉かわいいー!』みたいな。いやいやいや。それ英語で言うと『アバーブ』だから。『アバ眉』なんだよね言いにく。あ、すみませーん!グレープフルーツサワーおかわりで。ねー。ちょっとトイレいってくるわ」


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by yasuharakenta | 2016-11-12 08:47 | 詩、歌詞