「流しそうめんセット」


終電にも満員にも近い電車に揺られ帰る
たまたまあいた席に座って小説を軽く開くその視界の外れ
前に立つ女の子ふたりぐみのうちのひとりが
流しそうめんセットの箱を直で持っている

それは今からするの
それとももうしてきたの
ぼくはしれない
知る由もない

何かトラブルでもないかぎり
ぼくと君たちが友達になることはない
この場所この時間が人生で最後だ
ぼくの降りる4つ前で君たちは降りていった


20170511 0128




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by yasuharakenta | 2017-01-11 01:28 | 詩、歌詞