「声」


私は目が見えないので
一目惚れはしたことないが
一聞き惚れなら散々ある
占いには手相や人相があるらしいが
声の占いはあまりないと聞いた
私は声の占い師になれるかもしれない
そのくらい声とは心がそのまま響いている
みんな裸で歩いてるのと同じだ
声には服がないから

話が逸れたが私は
一聞き惚れを散々してきた
声が通っているだとかがさついているだとか
低いだとか高いだとか
そういうのははっきり言って全く関係ない
背が高くても胸が小さくても裸には変わりないのと同じだ
私は裸を見たことはないけど
優しさがあるんだ声にはちゃんと
目の前の(つまり私を)大事に思っているかどうか
たぶん声は目より物を言う
言うのは声だから当然

つまり私の一聞き惚れは
単に恋の話だけじゃない
優しい人の声はずっと聞いていたい
ラジオは面白いより聞いていたい声かどうかで決まる
音楽はちょっと違ってそれぞれの訴えがあってそれはそれで心地いい
はっきり言って私からすれば
その声の響きが読み取れないのは障害者だ
だけどこの世界は多数決の世界なので黙っておこう(言ったが)
私は鏡を見たことがないので表情がどう動いているか分からない
おそらくいびつな動きをしているんだと思う
(なぜなら私が話し出すと人の声色が変わるからだ)
だけど私は心はすべて声に込めている
言葉は考えているがそれ以上に声
視覚に気を取られてみんな気づかないでしょう
みんな声のプロなのに
でも私はくじけないしあきらめないしやめない
私にはそれしかできないんだから
ずっとテレパシーを(声だけど)送る
ずっとテレパシーを(声だけど)送る
誰より分かってもらおうとしてる


20170623 0104




[PR]
by yasuharakenta | 2017-03-26 01:04 | 詩、歌詞