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小さいころ
雨が降っていると
時計の横のボタンを押したら
半径1mくらいの見えない球体がでてきて
雨をしのいでくれたらいいのにと思っていました

みんな思ってると思ってました
こんなにたくさんの人がいるのに
想像できて未だに存在しないものってまだまだあるんです
私がドレミファソラシで
口ずさんだ鼻歌とおんなじで

分かりやすいマニュアル
言葉がフローするウェブサイト
遠くの人にコンビニでプレゼントを渡せるシステム
(レジで「どこどこのだれだれさんからあめ玉です」と渡してもらえる)
そんなに急がなくてもいいよということ

いつかできると思ってるものは
こんなにたくさんの人がいるのに中々生まれません
世界中のその人たちが
思いついた私に期待してるのかもって
ちょっと考えたりして


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20140903 0341




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by yasuharakenta | 2014-08-31 03:41 | 詩、歌詞
電車は乗るというより
連れていかれる感じがあって
だから遠くへゆきたくなったら
私は電車に乗るのです
どこかに引っ張ってほしくて

対面式の座席の電車は
私はまだなれなくて
決まった角度のそっぽを向きます
昔の映画にはそういえば
山手線みたいな座席は出てこないです

心に残った場所があって
切符をもらって帰りたくなったら
駅員さんに言えば判子を押してもらえます
無効と書かれた判子です
思い出とか言ってる場合じゃないんです

私をどこかへ連れてって
過不足のない日々さようなら
でも自動で何も起こらないから
せめて電車に乗るまでは
私に頑張れって言うんです


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20140901 2336




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by yasuharakenta | 2014-08-30 23:36 | 詩、歌詞
すべてを愛そうとするのは
ときどきとても難しいことでした
本当はほとんど毎回かもしれません
ずたぼろになっていく(気がした)私を助けるには
選択する、という作業が必要でした

選択するということは
選択しないということでした
何かに手を差し伸べるということは
何かに手を差し伸べないということでした
イメージの世界なら何本でも手があっていいのにと思いました

苦手なものとうまくいかないとき
私の努力不足だといつも思っていて
でも努力をすればするほど
ひとりだけで深く潜っていくような感覚で
もう わからなくなっていました

逃げてもいいって聞いたとき
近づくのをやめてみようって聞いたとき
長い潜水から上がってきたような
水しぶきがあって太陽が直接で
そういう感覚がしたんです

そこから歩きはじめると
過去の私があの場所に立っていて
すべてのものを愛すんじゃなかったの?
そう問うてきました
私には答えはわからなかった

でもそれまでの私は方向を失っていたから
私は方向ができただけで安心を知ってしまって
元気になったらきっと戻ってくるからって
声には出さなかったけれど
たぶんそう答えたんです

それから幾月か経って
あの場所にまた戻るかどうかは
やっぱりわかりません
でもあの時にはなかったプラスのパワーは
もう少しで光を発しても良さそうなくらいなんです


s



20140901 0304




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by yasuharakenta | 2014-08-29 03:04 | 詩、歌詞
地球上に立っても
半径は30000分の1ほど増えるだけなんだそうです
私はなーんにも役に立てないや
と思いきや
地球は別に半径を増やしたいと思っていないらしいの

算数の教科書でね
円の面積の計算を紹介するページで
円の中にピザみたいな三角形を書いて(おうぎ形じゃないよ)
そのピザ一切れをどんどん小さくしていくと
余白もどんどんなくなって円に近づいてくという説明があったんです

私それいんちきじゃないかなって思ってたの
だって三角形と円って別物だもん
円は円だから
私が子供だから
その説明で納得させようとしてるんじゃないかって

けれど私はたぶん地球上にいて
自動的にここが円の上だと思ったことはありません
あの算数の教科書正しかったんだ
私はとっくに知っていたんだ
あの教科書の円上に描いた点よりも私はずっと小さい

宇宙のどこか
本当の平らな場所があったら
そこで見える地平線は
地球の地平線とは
全くちがってるのかな

玉乗りならすぐに落ちてしまうけど
地球は大きくて私は落ちたりしません
それは地球の優しさ?
なんて考えて
そのあと少し恥ずかしくなります

ウォータースライダーのはじめのような曲線を
歩きながら感じようと試してみました
これがとってもむずかしくて
地球はたぶん球体じゃない
そう言った歌手の気持ちに触れてしまったんです


r



20140831 2342




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by yasuharakenta | 2014-08-28 23:42 | 詩、歌詞
計り売りのお店で
水色の駄菓子をスコップで掬う
美味しいから沢山あげたい
きれいだから沢山あげたい
そのうちにあなたが受け取れない量になる

大きな荷物だと迷惑になるから
そう思って容器に戻す
そしてトレイが軽くなっていくと
もう全てが愛おしくなって
ある点で動けなくなる

幾度の失敗を思い出す
伝えたくなりすぎると伝わらなくなる
息をのんで戻していく
2、3個になる
結局普段と同じになる

定形郵便で送れるサイズの
私のほんの少し
あなたの100%を
私はいつも
言い当てられない


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20140830 0018





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by yasuharakenta | 2014-08-27 00:18 | 詩、歌詞
気持ちを悟られないようにしたことがありますか
嫌な気持ちに気付かれないように
好きな気持ちに気付かれないように
隠しごとはだんだんと増えて
今の私は誰なんでしょう

私が死ぬとき
それらを残していくのでしょうか
隠したいきもちは
重要度が高いのかもしれない
なのに私は何をしてるの

餌を与えず
言葉をかけず
私より先に
葬るが
正解でしょうか

過去の写真と今の私は
同じ顔をしていても違います
体積のない隠しごとが
体の隅々に収まって
生命を常に圧迫しているの

死ぬまえの様にいきることも
生き始めの様にいきることも
簡単じゃないことをもう知っていて
だけど今の私には
悔しいという言葉は使えない


p



20140829 2352




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by yasuharakenta | 2014-08-26 23:52 | 詩、歌詞
何かになりたい
そう思うのに
何のビジョンも持たないでいて
そしたら
何かになっても気がつかないよね

ないものねだりで
いつもいいなと思うけど
たぶん能力はどちらに傾いても
プラスかプラスなんだろうな
きっと私も誰かの憧れ

ところで正負の数の
正負って不思議な組合せですね
今気がつきました
正・違でも勝・負でもなくて。
誰かが考えてくれたんですね

私は何かになったら
今とは違う何かができるのかな
私が何にもならなければ
私は何にもできないのでしょうか
それはいやだな

大きな変化がいつか
もしかしたら訪れるかもしれないけど
私は小さな機会で
細やかに変化していく
グラデーションなんです


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20140829 2321




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by yasuharakenta | 2014-08-25 23:21 | 詩、歌詞
本当に必要なものって何だと思いますか
私ね、わかりません
とっても嬉しかったものも
間違えて買っちゃったものも
その全て 私になっていったの

つまりね
大切と必要は違うのだと思います
3度の飯よりっていうあれ
食べないでいてみなさいとも思うけど
やっぱり存在するのだと思います

じゃあそれならと
私にとっての大切を考えてみる
一番最初に浮かんだ
書き言葉にできない気持ちこそ
大切かもしれません


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20140828 0002




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by yasuharakenta | 2014-08-24 00:02 | 詩、歌詞
あのときこうしておけばと
思わない人っているのでしょうか
それどころか私は
あのときこうされなければと
人のせいにしてしまうことさえあります

難しいのは
(いえ本当は簡単です)
私にとっての苦い記憶のきっかけは
誰かのミスジャッジではないということです
たった一言のほしい言葉ももらえません

私はどうでしょう
誰かの、一言で癒せるかなしみを
どこかに蓄積させてはいないのかな
なんかこう言うことで
わかったふりをするのもいやだよ

私たちはとてもよく似ているのに
ものすごく違っていますね
あなたとこころが違うから
こうして手紙を
書いているのに


m



20140826 2349




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by yasuharakenta | 2014-08-23 23:49 | 詩、歌詞
手紙を書くのをずっと渋っていたのは
もう遅いんじゃないかと思っていたからです
でもずっとそう思っていたら
時間はどんどん遠くなってしまうから
だから手紙を書きました

日曜日にも月曜日にも
7月にも8月にも
13時にも14時にも
すべてにぎゅうぎゅうの思い出が
なぜか私を傷めました

late in the morning の
lateは何時までだと思いますか
その答えを出すには
朝の定義が必要になります
そしてその答えはどこにもありません

季節で朝の長さは変わります
天気で夜の長さも変わります
毎日可変のめまぐるしい日々を
私はすぐに忘れてしまうから
今日も同じことを思い出したり

過去はもうありません
なのに少しでも似たところを見つけて
美味しく頂いている私に
もうやんなってしまうのです
お手紙出せるといいけどな


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20140824 2358




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by yasuharakenta | 2014-08-22 23:58 | 詩、歌詞