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あんなにどきどきして書いた君への手紙も
どきどきしたこと以外忘れちゃった

あんなにそわそわして渡した君へのプレゼントも
そわそわしたこと以外忘れちゃった

愛してるって口だけ
約束だってその時だけ

もはや僕は君を好きじゃないのかもしれないよ
そうすぐ混乱めく僕をどうか愛していて


20160903 2346




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by yasuharakenta | 2016-05-31 23:46 | 詩、歌詞

「見て」とバスの中で母親が子供に言った
「わあ!」と子供が破裂音のような声をあげた
私もちらりとバスの前方を見ると
まるで遊園地の入場ゲートのように
バスの大きな窓の先に虹が架かっていた
「あれ虹?」と子供は尋ねて
「あれが虹だよ」と母親が教えてあげていた
バスには座席の半分くらいの人が乗っていて
おそらくその全員が窓の方を見ていたと思う
「このバスは虹行きのバスなんだね」と私は思いついた
だけど話しかけることはできなくてもどかしかった
「なんで虹ってできるの?」と子供は尋ねて
「うーんさっき通り雨がきたからかな」と母親が答えた
「通り雨って?」「通り雨っていうのは、ちょっとだけザーって降る雨のこと」
「そのままどっかいっちゃうの?」「そうだよ」
「じゃあさ通り雨を追いかけてったらずっと雨?」子供がそう聞くと
「えー!?」と母親が言ったのが最高だった
まるで大人に問題を出された子供のようだった
「まだまだ虹に着かないね」と子供が言うと
「でも次止まったらボタン押してね」と母親は言った
その後で子供が「知ってるよ!」と答えたのが
私にはなんとも頼もしく思えた


20160903 2329




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by yasuharakenta | 2016-05-30 23:29 | 詩、歌詞

別れるカップルは
結局それまでだったんだと思う
別れて話せなくなるカップルは
なおさらそうだと思う

私はマコトとそうならないし
万が一そうなっても仲良しだからなぁ

別れるカップルは
運命じゃなかったんだと思う
運命じゃない相手と付き合う時間なんて
無駄だからそれでよかったのかも

「運命は信じるとかじゃなくて
 まるではじめからそこにあるもの」

もう2年を越えたから
いつか数えなくなるかもね記念日
でもおじいちゃんおばあちゃんになっても
ずっと仲良しでいようね

おじいちゃんおばあちゃんになったら
ゆっくり2人乗りしようね


20160901 2301




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by yasuharakenta | 2016-05-29 23:01 | 詩、歌詞

外に出て手袋をはめたとき
薬指に指輪がないことを思い出した
付けてたのはもう4年も前
溜め息は冬らしく白く消えてった

駅までの自転車は寒すぎる
マスクの上の目元に風が当たる
全部閉じて生きるのは不可能で
滞って生きるのは不可能で

嗚呼今日も電車に乗って
嗚呼今日も仕事で褒められて
嗚呼今日も美味しい夕飯で
嗚呼明日に備えて寝るのね

実際は珍しく仕事で注意されて
大人げなくふて腐れてしまったや
私の気持ちなんて分からないくせに
まあ私も分かってないんだろうな

ドン・キホーテほど山ほど商品があったからって
アマゾンで何でも注文できたからって
溜め息が少なくなったりしないだろうな
捨てられない指輪さえ上手くしまえないんだから

嗚呼今日も電車に乗って
嗚呼今日も自転車に乗って
嗚呼今日の汗を流したら
嗚呼明日また進んでいるのね


20160901 2246




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by yasuharakenta | 2016-05-28 22:46 | 詩、歌詞

確かめて。
いつだっていいよ。
私があなたのことを嫌いになるはずがない。
私はあなたを嫌いにならない。
確かめなくても分かって。
心細いのは君が勝手に悩むせいだよ。

手を握って。
いつだっていいよ。
料理中だってキスをしてあげる。
昼ごはんが夕ごはんになるくらいでもいい?
あなたから握るだけでいいの。
それすらしないならもう知らないよ。

鼻歌をうたって。
いつだってうたって。
鼻歌は幸せの証拠だよ。
あなたが幸せそうにしてくれるなら最高。
例え演技でも幸せでいたい。
ねえ私を幸せにするのは君だよ。


20160831 2332




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by yasuharakenta | 2016-05-27 23:32 | 詩、歌詞

ぼくの夕暮れを
ぼくの夕暮れを

きみの台風で
吹き飛ばしてくれ

心の良い方も
心の悪い方も

嵐に混ぜて
虹の材料にしてくれ


20160831 2311




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by yasuharakenta | 2016-05-26 23:11 | 詩、歌詞


なにも恥ずかしがらなくていいのに

When you want to run, there is no need to buy running wear.


20160831 0007




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by yasuharakenta | 2016-05-25 00:07 | 詩、歌詞

友人に「室内置きには不向きだ」と言われた植物は
みるみるうちに成長していった
寝転んで見上げるとまるで大きな鳥のようで
「飛べるじゃんなあ」と独り言を言った

楽しみにしていた作家の新刊も
買った途端に「あんまりだったよ」と言われた
3年読めずにいたけど開いたら止まらなくなって
「ビビってんじゃねえよ」とまた呟いた

好きなものも自分で選べず
商品棚の前でスマートフォンで検索する
お金にも心にも安全が介入してくる

愛したものがだめでもそれは失敗といわないよ
誰にもいわれないけど薄々気づいてる
「誰かのダメ」では私の尺度に物足りないんだ

たとえ壊れても愛すし引き受けること
それが好きだということです


20160830 2346




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by yasuharakenta | 2016-05-24 23:46 | 詩、歌詞

ベットのへりに座るきみの
ふともものうえで頬をなでた
スプーンでぐちゃぐちゃにしたゼリーを
きみのくちにはこんだ
めんどくさくなってたがいの
くちのまわりをべちゃべちゃにした

こんなにいとおしいのに
どうしてすきとおっていかないの
だきしめたらとたんに
ずぶずぶと溶けあってしまいたいのに

シーツにべちゃりとゼリーが零れて
それをきみは足でひろげた ぐうはつ
だから微笑んで その足をとって 舐めた

そんなにいとおしいの?
どうしてすきとおってくれないの

ベットのふちに横たわるきみの
おなかのうえに耳をあてた
ほんとにいっしょになったら
このおとはきこえてちゃいけないんだよ
めんどくさくなってカーテンを
引きちぎってくるまった

こんなにいとおしいから
はやくぼくだってつれてって
ぼくのほうにはもうきみがいるよ
ずっとずっといっしょだよ


20160829 0019




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by yasuharakenta | 2016-05-23 00:19 | 詩、歌詞

目的地についても
旅は終わってないみたい
ひとりは淋しいよ

ご飯をたべても
十時間寝てもたりない
光らない通信装置

映画も本も
音楽も聞けなくなった
だって集中できない

支えてくれるのは
深夜のお笑い芸人たちだけ
こんな笑い声でごめんね


20160828 2345




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by yasuharakenta | 2016-05-22 23:45 | 詩、歌詞