「欺く」
かなしくて海にきたけど
海はなにも解決しない
なにも解決しようとしない
ここまで頼ってきたのに
しおかぜにも吹かれない
おべんとうの容器にもとじこめられないかなしみは
体内にとどまったまま
変わらずわたしを蹴り続けた
みずいろのすなはまでひとり
わたしはなんとか苦笑いをして
そしてふと気がつくと
まわりの音が聞こえてた
なにも解決しようとしない
ゆりかごみたいな波の音は
わたしが聞いてるあいだはずっと
わたしをごまかしていてくれた
海はなにも解決しない
なにも解決しようとしない
ここまで頼ってきたのに
しおかぜにも吹かれない
おべんとうの容器にもとじこめられないかなしみは
体内にとどまったまま
変わらずわたしを蹴り続けた
みずいろのすなはまでひとり
わたしはなんとか苦笑いをして
そしてふと気がつくと
まわりの音が聞こえてた
なにも解決しようとしない
ゆりかごみたいな波の音は
わたしが聞いてるあいだはずっと
わたしをごまかしていてくれた
by yasuharakenta
| 2013-09-03 23:59
| 詩、歌詞