「junk」
おせんべいを袋のままぱんと割って食べます
割った後に一枚に戻るかをこの間試してみたんです
戻りませんでした
袋の中には細かい粉々が残っていて
大切そうではないそれらが欠落したからでした
心に形があったらこのおせんべいみたいだと思ったの
なんとか円の形をしていてもひどく割れていて
繋ぎ目になる粉々はいつか風で飛ばされてしまって
似たような粉々を見つけても
元通りひとつに戻るのはかなり難しそうで
必要な大部分を残しているのに
欠落ばかりに目がいくのはどうしてでしょう
音飛びをしてしまうCDのようです
たったそれだけの理由で
心を醜く思うのはかなりかわいそう
私の粉々をどこかに埋めてくれる人がいる
それもすごくロマンチックだけど
今のままの心で愛することができないなら
何かを手に入れても
乾燥は変わらないと思ったの
j
20140824 0031
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by yasuharakenta
| 2014-08-20 00:31
| 詩、歌詞